パターン検定の年間スケジュール|1級合格から逆算する10か月の準備計画
こんにちは。I-bellepattern 代表・パタンナーのMisakiです。
「来年こそパターン検定に合格したい。でも、いつから何を始めればいいの?」
パターンメーキング技術検定は、級によって出願や試験の時期が違います。さらに国家技能検定(婦人子供服製造)も視野に入れると、1年のスケジュールはかなり複雑です。
この記事では、2026年度の日程をもとに、合格から逆算した1年間の準備スケジュールをご紹介します。秋〜冬のいまから始める方の参考になればうれしいです。
まずは1年間の試験カレンダーを確認
| 時期 | パターンメーキング技術検定 | 国家技能検定(婦人子供服製造) |
|---|---|---|
| 5〜6月 | 2級 出願(5/4〜6/5) | |
| 6〜7月 | 1級 東京 出願(6/19〜7/20) 2級 筆記(7/11) | |
| 7〜9月 | 1級 大阪 出願(7/20〜9/2) | 受検する都道府県の案内をチェック |
| 8月 | 1級 東京 試験(8/29) | |
| 9月 | 2級 実技(9/5) 1級 大阪 試験(9/19) 3級 出願(9/1〜10/1) | |
| 10月 | 受検申請(例年10月ごろの約2週間) | |
| 11月 | 3級 試験(11/28) | |
| 12月〜翌2月 | 実技試験・学科試験(都道府県により異なる) |
※パターンメーキング技術検定は2026年度の日程です。2027年度も同じような時期になると考えられますが、必ず協会の発表を確認してください。国家技能検定の日程は都道府県によって異なります。
【1級を目指す方】秋から始める10か月計画
1級(東京)の試験は例年8月下旬。いまの時期に始めれば、約10か月の準備期間がとれます。
11〜12月:基礎固めと現状把握
- 公式問題集と、協会サイトの「出題形式」「前年の解答と対策」を読み込む
- ジャケットのファーストパターンを、時間を気にせず丁寧に描いてみる
- 自分がどの工程に時間がかかるのかを把握する
1〜3月:手順を固める
- 身頃・衿・袖を、毎回同じ順番で描けるようにする
- シーチングの裁断、クセ取り、ピン組みを繰り返し練習
- 描いたパターンやトワルを第三者に見てもらい、修正ポイントを知る
4〜6月:工業用パターン・仕様書まで通す
- 工業用パターン(縫い代・表衿・見返し・ポケットなど)と縫製仕様書まで仕上げる練習
- デザインを変えて、初めて見る課題に対応する練習
- 6月から出願開始。忘れずに申し込む
7〜8月:本番と同じ時間で通し練習
- 本番と同じ6時間で、最初から最後まで仕上げる練習を何度か行う
- 工程ごとの時間配分を決め、遅れたときの「捨てる・削る」判断も決めておく
- 体調管理も試験対策のうち。直前は無理をしすぎない
大阪会場(9月)を選べば、さらに約1か月の準備期間がとれます。1級の詳しい内容は「パターンメーキング技術検定1級の試験内容まとめ」をご覧ください。
【2級を目指す方】冬〜春に土台をつくる
2級は出願が5〜6月、筆記が7月、実技が9月です。
- 12〜3月:理論(マークシート100問)の勉強を少しずつ始める。ジャケットのファーストパターンとシーチングの基本を練習
- 4〜5月:製図の問題演習。出題テーマが発表されたら、そのデザインを中心に実技練習。5月から出願
- 6〜7月:筆記の総仕上げ
- 7〜9月:実技(3時間30分)の通し練習。原型やシーチングなど持ち物の準備
2級の内容は「パターンメーキング技術検定2級の試験内容まとめ」で詳しく解説しています。
【国家技能検定も受ける方】10月の申請を逃さない
国家技能検定(婦人子供服製造・パターンメーキング作業)は、申請期間が例年10月ごろの約2週間と短く、受検資格として実務経験も必要です。
実技試験は冬に行われるため、パターンメーキング技術検定(夏〜秋)で固めた手順を、そのまま国家検定に活かす流れがおすすめです。受検資格や申請の注意点は「婦人子供服製造技能士の受検資格」にまとめています。
2級と1級、同じ年に受けられる?
日程上は、同じ年に2級と1級の両方を受けることも可能です(2026年度は2級実技が9/5、1級大阪が9/19)。ただし、2週間で2つの実技試験に向けて仕上げるのは負担が大きくなります。
どちらかに集中するか、思い切って1級に挑戦するかは、いまの実力や経験によって変わります。私自身は2級を受けずに1級に挑戦しました。その経験は「飛び級で1級受験はアリ?」でお話ししています。
まとめ
- 1級は8〜9月、2級は7月(筆記)・9月(実技)、国家検定は冬。申請は10月
- 1級を目指すなら、秋〜冬から始めて約10か月の準備期間を確保
- 前半で手順を固め、後半で本番と同じ時間の通し練習を
- 出願期間を逃さないよう、カレンダーに入れておく
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